ピンポ〜ン

ピンポ〜ン
はーい。
佐川急便でーす。
はい、ありがとうございまーす。

あ、ポストカードだ。9種類とどいた。えーっと、たしか先週、最初に福岡の分が届いて、それはもう福岡におくっちゃったでしょ。その次に、えーっと、そうそう、FC限定ポストカードだったよな。んで昨日、ジャケットイラストVersionが届いたよね。・・・ん?FC限定は別にして、11種類+イラストVer.だったはずだよね。ん〜??どうなってんだっけなぁ、、、

ピンポ〜ン
はーい。
ヤマトでーす。
はい、ありがとうございまーす。

あ、頼んでたなぁ。コピー用紙。
それも、500枚×5冊。こんなタイミングで頼まなくてもよかったんじゃない?はい。そう思います。

ポンポ〜ン
は、はぁ〜い。
ヤマトでーす。
はい、はい、あざっす。

そうだった、そうだった。孫の誕生日プレゼントたのんでたんだっけ。これカッケー。赤外線ヘリコプター ナノファルコンα でも、これからちょっと旅にでるから、すこしお預けね。はいはい。

ふぅー。

ピンポ~ン
はーい。
佐川急便でーす。
はい、はーい、ありがとうございまーす。

とどめだ。50本だけにしておいた。そ、ポスターの筒。
ま、こんなに売れるかどうかもわからないしね。うれなかったら、もう2度と君とは会うことはない。それもいいさ。元気でいろよマイフロアー。人生には厳しい時期というものがあるのさ。明けない夜はない。必ず朝日はのぼるものだよ。君も信じてがんばれ。そしてまた会おう。

部屋の中は完璧です。パーフェクト!
気持ちいいものですね。人間、想像を超えた瞬間っていうのが、とても気持ちいいわけです。
今年、富士山にものぼったけど、本当に苦しかった。それでも頂上から日の出をみた瞬間の感動。
もう走れないと思っても倒れるまで走るぞ・・・って思いながら、結局倒れやしないんだけど、限界を超えることができたと感じた、高校1年生の越後湯沢スキー場でのサッカー部の合宿の山道ダッシュ。足の指10本全部に大きな血豆ができたっけな。
リリーススケジュールギリギリで、3日徹夜をつづけて、レコーディング、TDを仕上げて、そのままマスタリングルームにマスターを持って行って、結局、ボビーさんにまかせっきりで眠っていたスタジオのソファーで、目をさまして最終チェックをしたあのアルバム。

結局、傑作が生まれるときには、想像を超えている。個人の想像の範囲におさまったらそれはちっぽけな範囲に閉じ込められたものでしかない。音楽も、ビジュアルも、何が楽しいかといえば、他人の才能を使わせていただくということだ。歌手、作詞家、作曲家、編曲家、演奏家、エンジニア、すべての人の力をお借りして仕上がっていく。一人の力なんてちっぽけなもので、それぞれのクリエイティブが化学変化した瞬間、爆発が起きて想像を超えた作品になる。それが傑作というものだろう。さて、今回のアルバムはそうなるのだろうか。

ぼくの話を静かにきいていたフロアーくんは、納得して、この荷物を広げたままでいいよと涼しい顔をしている。そしてぼくは旅にでる。台風へ向かって。

色校正


今日は、何も書くものないなと思っていたらピンポーンとやってきたのは、ポストカード3種類目、そして続けて到着したのがジャケットの色校でした。まってました!こうやって、発売間近には立て続けに、音のこと、ジャケットまわりのこと、そして、今回はポストカードや、まさかのポスターまでが、じゃんじゃか届きます。

そして、この色校はいつも気持ちが盛り上がります。視覚的に、そしてジャケット紙を手にすることで、触覚的にも、いよいよだなという思いがせまってきます。今回はイラストということで、通常のコート紙とかマット紙ではない紙を選びました。色の出方や、バランスや、質感、そして文字の確認などをします。

今頃、森川さんも同じものを手にしているはずです。こうやって、プロデューサー、私と、全員が同じものを手にして、その仕上がりの確認をします。「同じもの」であることがとても大切です。たとえば、これがPC画像であれば、自分のPCと相手のPCのモニターの色バランスがたぶん違うので、同じデータを見ても、比較になりません。音楽もそうです。スタジオに皆がいることは、同じ環境で音を聴いて判断するということです。何にしても「基準」がなければ「評価」は生まれません。感想や好き、嫌い、は、それぞれの勝手ですから、問題ありません。誰が、どの政党を支持しても、どの宗教を支持しても自由です。しかし、目的を共通にして、基準を決定して、それぞれが公平に吟味する。それは「同じもの」を手にしているからできるということです。

音は、ほぼ出来上がってきておりまして、それを聴きながら、ジャケットの歌詞にまちがいがないか?なども最終確認します。こうやって全員が同じジャケットを確認をしながら、気が付いたところの直しはプロデューサーへ意見をまとめ、相談し、最終コーナーへと向かって行きます。

私はいつも写真のように、裁断して形を整えてみることにしています。そして、こうしないとわからないことが多くあります。実は今回も一つ大きなポイントを見つけました。たぶんこうだろうと90%以上は想像がつくのですが、裁断し組み立ててみることで、あれ?と思わぬ落とし穴を見つけたりする経験が過去にもあるので、必ず、このように切り落として作ってみるのです。これがなんとも楽しいのです。

選んだ紙はとてもいいイメージでした。色もよかった。ちょっとした直しをいれて、もう一回校正をだして、今回は、スムーズにこのまま校了できそうです。

そうそう、今日は、この他にも、ポスターを包むためのポリチューブ(ビニール)も届きました。これは、床をうめることはありませんでした。机の中にしまえます。まだまだ印刷物はとどきます。なんせポストカード11種類。そしてCDも届く。ポスターの筒も届く。そして床は埋まっていきます。

しかしチコちゃんは知っています。とてもいい解決策があることを。私一人では簡単にできることではありません。しかし、このホームページをご覧のみなさまには協力できることがあります。そうですね。今、きっと思い浮かべた方法がたぶん正解です。

私は、一生懸命梱包して郵便屋さんへ行きます。何度も何度も 「よろこんで!」 と心でシャウトしながら郵便屋さんへ走ります。そして走るたびに、この部屋の床は、徐々に姿をあらわします。

CDは10/1から予約サイトをアップします。そして、なるべく早く、できれば同時にポスターの販売サイトもアップしたいと思っております! お楽しみに!

埋まりゆく部屋


連日、似たような写真で失礼します。
部屋の床がどんどん見えなくなってきております。
この度の「足の踏場がなくなる件」の経緯についてご説明いたします。

まず、写真の説明から。
向かって左は、もうみなさまご存知のA4のフライヤーです。ジャケットのイラストは今回のアルバムのイメージに深みを与えて下さいました。粟津泰成さんの作品、ぜひ、サイトをご覧になってください。
そして、右側は、ポストカードですね。これは、FC限定につくったポストカードです。現在、FC限定でご予約お申し込みいただいた方にはもれなく同封されます。(申し込み期限がせまっています、お早めに!)

で、問題は真ん中ですよね。
これ、まさかポスターじゃないですか? A2サイズ=420×594mmです。まぁ、手頃なサイズともいえます。左のフライヤーサイズ=A4用紙4枚分の大きと言ったほうがわかりやすいかな。

はい、たしかに私は言いました。

デザイナーさん: 西嶋さん、今回の写真いいの揃ってますね。

     西嶋: なんか、femaleって感じですよね。いい感じです。

デザイナーさん: ポストカードだけじゃなくて、ポスター作りません?

    西嶋: いいですね〜!(とまずは、Yes)・・・でも、ポスターは持ち歩けないし、販売するとしても、ものすごく作業量が増えますし、一人だと大変なんですよね。ポリチューブ、、ビニール袋から、折らないように、筒みたいなものも買わないといけないしですね。。。丸めて保管は場所が大変ですし、現場だと、作業のための人手が必要になるし、、、いいとは思いますよ。はい。でも、そういういくつかのことをですね、考えてないとな〜。部屋のスペースの問題もありますよね?

デザイナーさん: A2サイズくらいならいいんじゃないっすか? かなりいいですよ!

    西嶋: いいですね!(まずは、Yes)・・・でも、まあ、あるといいですかねぇ。。。。

こんな会話をしたのは、1週間前です。
仕事の上で、伝達がどれだけ大切かは、みなさまもご存知だと思います。
ほうれんそう。報告、連絡、相談。ちゃんと明確に伝えましょう。
ものごとは、キッパリ言わないといけません。とくに外交において意思は明確に伝えるべきです。
たしかに私は 「はい、いいですね!」 と言いました。 二言はありません。

こうして今日、この素敵なポスターは私の元に届きました。
スピーディーなご対応、ありがとうございます。仕事のできる人っていつもスピードも早いものです。

画像でみていたより、私がイメージしていたよりよくて、さらに上品で、自分の部屋にも思い切って貼ってみようかなと計画しています。もしこれが実現すれば、中学生時代のLED ZEPPELINやCreamのポスター以来、ついに邦楽アーティスト森川美穂が私の部屋を飾ることになります。誰だってちょっと整理すれば、そう、あなたの部屋にもはれるはず。壁が無理なら天井だってある。あきらめない、これは永遠のテーマです。YHA YHA YHA 森川が部屋にやってきた!みたいな盛り上がりもありです。

そんなわけで、このポスターは持ち歩けないので、通販しようと心に決めました。

先ほど、福岡への荷物は送ってしまいました。このポスターはご丁寧にそのあとに到着しました。人生とはそんなものです。なんとか、ディスプレイとして、何枚かもっていかないといけないですよね。

長くなりましたが、これをもってタイトル「埋まりゆく部屋」の経緯説明とさせていただきます。
がんばって、早めに販売サイト立ち上げます!
みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。

Postcard & Flyer

11編の女性の物語 「female」 のジャケットはイラストで飾られた。写真ではなく、イラストになったことで、見えない何か不思議な広がりを感じる。どんな物語が収録されているのか?

ドキュメント「female」Chapter 01で書かれていたように、松井五郎さんと森川さんは、さほど遠くない距離にいた。すでに3,000曲を世に送り出していることを考えると、なぜ森川美穂の歌がそこにないのか?不思議なくらいだ。

30年もの間、すれ違った二人は、いきなりここにきて11作品を発表することになった。Recordingという作業は、かなり精神的な作業だ。歌手もアスリートも、どんなに身体を鍛えていても、最後は精神的な部分がモノをいう。思っていてもそうならないことは、歌にもある。ただ、どんなに、たとえ何回歌ったとしても、使うのは1テイクだ。言ってしまえば、4分あれば1曲の歌は録音できるのである。そこには物質的方程式だけでは説明がつかないエネルギーが必ず存在する。この二人の出会いによって、その不思議な部分が歌の変化へと繋がっていった。そんな不思議なエネルギーに満たされた一枚がこの作品集「female」だ。おそらく、二人の出会いが今になった理由は、この作品を生み出すためではなかったのか。そのための30年だったように思えてならない。

それはいいとして、私の部屋は、ポストカードとフライヤーで埋まっていく。早く発送しないといけない。
福岡、広島、そして10/1〜からはwebで予約スタートします。皆さんからのご予約、よろしくお願いいたします。

FC会員のみなさまへお知らせです。

FC会員専用メールのご確認お願いします!

New Album「female」の先行予約について。
すでに多くのお客様にご予約いただき、ありがとうございます。
ご予約については、お届け時期との関係で期間限定となっております。FC会員メールで配信されていますので、ご確認お願いいたします。

また10/20(日)に都内で行うFC会員限定のイベント情報も、メールに記載されていますので、ご確認お願いいたします。イベントでは、プロデューサーである松井五郎さん、そして、作編曲家の山川恵津子さんを迎え、New Albumについて、様々な角度からアプローチして行きたいと考えています。お楽しみに!

CD「female」& 特典ポストカード

 
10/31 Release New Album 「female」 https://morikawamiho.com/female/

森川美穂 New Album 「female」 をこちらのサイトよりご購入の方には、ポストカード特典がございます。

12月お申し込み特典ポストカードは femaleの中より、「足跡」をイメージしたポストカード
お部屋のお掃除も、そして心の中の整理も 「捨てていいものを ちゃんときめなくちゃ」

すごく嬉しい、1枚からのスタート。

今日は、森川のことではなくて、このホームページのことです。

森川さんのスタッフとして、さて何からやり始めようと思ってスタートして早2年半。ライブやら、CD制作やら、ホームページやら、メルマガやら、試行錯誤しながら3作目のアルバム「female」ももうすぐリリース。

ホームページは作ってはみたものの、CD販売については、このホームページからは1年間で3枚くらい売れたかな? そんな感じでした。新譜も販売するのに、こんなことでいいのか?と、そこでショッピングカートってどうやって設置すればいいの??などと考えながら、肩バキバキになりながらCD販売ページを設置したみました。

そして、設置したその日に、注文が1枚入りました。それがとても嬉しかった。感動でした。そして、本日、銀行入金がございまして、森川美穂ベストコレクション「Be Free」・・・1枚、先ほど発送完了いたしました!

こんなに嬉しいものなのですね!
「いい」 とか 「悪い」 とかって、それぞれの価値観ですから、それは 「好き 」とか 「嫌い」 と表現するべきでしょう。 ですが、僕らは 「いい」って何なのか? を考え、そこに目標を置き、信じて制作しています。その作品が1枚、売れることって、こんなに嬉しいんだと思いました。

ライブ会場では、みなさまが目の前にいるから感じることであって、Web Shop で感動なんて考えてもいませんでした。ところが現実は面白いもので、システムも、それを扱うのは、ほとんどが人間である私です。だから、「おー来た!」なんて、ものすごく喜ぶのです。

森川も曲によっては数十万売れた作品もあったでしょう。人によっては、ミリオンとかあるわけですが 「今」 の1枚は本当に嬉しい。 改めて、1枚の大切さを感じながら、よっしゃ 「female」 売るぞ〜って思っている訳でございます。

ファンの方々は、もう予想されていると思いますが販売ページは、「female」を少しでも売りたいと思って設置しました。まだ「販売サイト」としては使いにくいところもあると思いますが、まずは行動、スタートを切りました。

10月頭には、販売(予約)サイトを立ち上げるつもりです。

森川の新譜「female」を聴いていただき、そして 「いい」 とか 「好き」 とか感じたら、友達に紹介してくださいね。スタッフがいうのは当たり前かもしれませんが、とてもいいです。

はい、今日は 「Be Free」 が1枚売れて、自分自身が思っていた以上に、とても嬉しかった、、、、というお話でした。

ドキュメント「female」

歌手は「コトバ」をメロディーに乗せて歌う。森川は自身でも作詞を数多くしてきましたが、プロの作品を歌うたびに、もう自分では作詞しないと心に誓うそうです。歌手にとって「コトバ」との出会いは、大きな「出来事」なのです。

同じ時代をくぐり抜けてきた二人ですが、松井五郎さんがこれまでに書かれた歌詞、約3000曲の中に歌手 森川美穂は含まれていない。はじめて松井五郎さんの「コトバ」を歌ったのは、去年、2017年11月にリリースされた森川美穂ベストコレクション「Be Free」のラスト曲として、そして唯一新曲として収録された「ビニールの傘」でした。

様々な作品で様々な作詞家の「コトバ」を歌ってきた森川美穂。デビュー30年がすぎた頃から、やっと歌いたい世界が見えてきた。そんな時に出会ったのが松井五郎さんでした。森川は「ビニールの傘」を歌うことで、今後、一生歌い続けたい世界がここにあると確信しました。80〜90年代に出会っていてもよかったはずのこの二人。なぜか30年もの間、すれ違っていたのは、今回の「出会い」のためだったようです。

心から納得できる楽曲が11作品生まれ、それを歌えるしあわせを噛み締めながら、現在レコーディングしています。そんな森川美穂のいまを、来週からドキュメント「female」と題して、プロデューサー松井五郎さんをはじめ、今回の制作に関わった方々の視点で、メルマガ等でお伝えして行きます。

メルマガ登録はこちらから

Picture diary 福岡〜広島RHばっちりの巻

最初にお詫び申し上げます。私、スタッフ西嶋、写真とり忘れました m(._.)m 気がつけば解散した後の祭りでございます。しかし、この二人、2016年のLife is Beautiful(Slow Love)のライブから約2年。いやぁ、いい感じに発酵してきました。リハを聴いているだけで、楽しすぎました。だって、そんなに歌えっこないのに、20曲以上リハやってた。おいおい、明日も歌入れだよと、そろそろやめてよと言って終了。24年間の空白は、歌だけでなくて、お話もしてもらいたいし、お話が盛り上がると、曲数は歌えない。ジレンマとはそんなものかもしれないけど、とにかく、いい感じで熟成してきたこの二人、お見逃しなく。

チケット予約方法 → https://morikawamiho.com/schedule/