続・Black Recording


同じ時空の中で互いに反応しあうのが音楽ですね。それぞれ、互いのプレイに反応し、だからこそ、そのベロシティで弾き、叩き、そのタイミングで音をだします。これをやりたくて、今回は、この人たちでレコーディングしました。
おかげさまで、すげぇ、幸せな日々をすごしております。

このバンドだから、セルフカヴァーがやれます。それぞれの曲が、今の森川美穂が歌うためのサウンドに生まれ変わっていきます。楽曲はちょっとしたアプローチでムードが変わります。そして、そのムードが変われば、歌い方も変わります。

いやぁ、楽しみですね。
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Recording 順調

タイトなサウンドで「教室」を終了。相変わらず「どうやって歌えばいいの?」と言い続けているひと一人。

潤子の部屋

みなさん、お昼休み中。おたのしみに!

Live info

Welcome to the another world

今回のライブは、Be Freeから新曲まで、森川美穂をトータルに楽しんでいただくライブです。今までにはなかった一面を、松井五郎さん作詞、山川恵津子さん作曲の新曲3曲が、森川美穂の新しい歌の扉を開きます。

アクティブな歌から、心の中のゆらぎをじっくり見つめるような歌の世界まで、歌手 森川美穂の歌声を浴びに来てください。会場でお待ちしております。

8/12(土)大阪JANUS  open 16:00  start 16:30

8/13(日)名古屋TOKUZO   open 16:00  start 17:00

8/27(日)横浜Thumbs Up  open 17:30   start 18:30

ビニールの傘

新曲からレコーディングスタート! 作曲の山川恵津子さんのアレンジ&ピアノで、いつものメンバーとともに6リズムでレコーディング。表情豊かなサウンド、みなさまに聞いていただくのがまちどうしい森川さんです。

スタジオの中に、潤子さん、一匹さんがいたときの写真なので、2名うつっていません。

Best Collection CD Album「Be Free」 11/15 Release

1985年に17歳でデビューし、さまざまなタイプの楽曲を歌ってきた森川美穂も、来年2018年5月5日には50歳をむかえます。このタイミングで、デビューからこれまでの”森川美穂の総まとめ”として、シングル30曲の中からベストな楽曲を選曲し、今の森川美穂が歌うセルフカヴァーアルバムを作ることにしました。 “Best Collection CD Album「Be Free」 11/15 Release” の続きを読む

タイミング

人と人との出会いには、いつもタイミングがあります。ぼくらが生きている時代というのもタイミングです。森川さんとお客様とが出会えるのもタイミングです。この時代に、互いに生きていないとなりません。そして、森川さんが、このタイミングでいただいた、新曲3曲。これもまたすごいタイミングです。

「今」でないと表現できない、そんなタイミングでこの作品をいただくことができました。これは、森川さんにとってとても大きな「出会い」です。歌手にとって「作品」との出会いは、命そのものです。

そして、これらの作品を、みなさまの前で歌えるという幸せ。それを成立させてくれているのが、この5人のメンバーです。いつも一緒にいるわけではない、様々な現場でプレイをしている荒野の5人が、森川さんのために集まってくれました。

ある人が、森川美穂の歌は、まだ進化している、、、とびっくりしている声を聞きました。そうだと思います。その進化を可能にさせているのが、このバンドメンバーです。この人たちが、今の森川さんの歌を歌わせてくれています。すばらしいタイミング、すばらしい出会いだなぁと感じながら、この写真をながめています。

今日も、とても素晴らしい演奏をありがとうございました!
そして、いらしていただいたみなまさの、心からの拍手、ありがとうございました。

アニソンアカデミー


本日、NHK-FMの「アニソンアカデミー」にゲスト講師として出演させていただきました!

森川さんも本当によろこんでいたのですが、実は、中川翔子さんの熱烈な希望から実現したゲストだったということです。スタッフとしては、アニメに詳しくない森川が、こんなに深くアニメを掘り下げている番組の講師になっていいのか?と不安に感じながらいました。しかし、それを吹き飛ばすほどのエネルギーをもって、中川翔子さんが森川さんを迎え入れてくれました。

今日は生放送で「ブルーウォーター」と「POSITIVE」を歌ったのですが、中川さんいとって「ブルーウォーター」はもちろん「POSITIVE」には、話をしているその声のエネルギーから思いの深さが伝わってきました。森川さんが歌い終わったところで、なんと、生放送中に涙。本当に、純粋にこの歌を愛してくださっていたのだなと感じた瞬間でした。

「歌」の力とはとても大きいものだと感じながら、そして中川さんの情熱を感じられた放送でした。ありがとうございました。
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Welcome to the another world

7/30(日)マウントレーニア渋谷

からスタートするライブシリーズで、森川美穂は新曲を3曲歌います。

いずれも作詞:松井五郎さん、作曲:山川恵津子さん。
今回のライブでは、森川美穂の80年代〜90年代の歌と、そしてこれからの新しい歌の世界と、とてもおもしろい構成になっています。ぜひ、見に来てください!

そして、森川美穂の新しい歌の世界
松井五郎さんから、こんなコメントをいただきました。
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-森川美穂は大嘘つきだ-

 自分の事を語ることは、それほど難しくはない。多少脚色があるとしても、経験したことだからだ。現実が賑やかであれば、それなりに作品も生まれる。ただ、同じストーリーを一度書いてしまうと、例えば、シンガーソングライターの場合、そこから先、スキルを試される。そうして淘汰されてしまうアーティストも少なくない。リアルとリアリティの境でアーティストたちは葛藤する。そして他者が書いてきたものを歌うとき、その差がよくわかる。

  「ビニールの傘」という新曲を聴いたとき思った。

  「森川美穂は大嘘つきだ・・」

 他者が書く歌詞である以上、共感はあるとしても、ストーリー自体はフィクションだ。それを恰も自分の事のように表現できるか。彼女は想像以上に「私」を感じさせてくれた。

 優れた役者や歌手は嘘つきだ。行ったこともない場所やしたこともない恋を、まるで経験のように思わせてくれる。ただ、ほんとうの事を知らない嘘つきとほんとうの事を知ってる嘘つきとでは、嘘の質が違う。森川美穂は後者だと思った。彼女のプライバシーはまったく知らないけれど、光も影も見たことがある気がした。つまりもほんとうの事を知った上で、僕の作った嘘をリアルに表現してみせてくれた。歌は聴くものだが、それだけではない。そこには景色も香りも体温もある。彼女の歌にはそれがあった。「ほんとう」を知った嘘だからだ。作詞家として、こんな醍醐味はない。

 もっと彼女の嘘につきあいたい。
 そう思った。

                     松井五郎
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※この文章は、森川美穂メールマガジンにて配信した文章です。メルマガ登録はこちら