Postcard & Flyer

11編の女性の物語 「female」 のジャケットはイラストで飾られた。写真ではなく、イラストになったことで、見えない何か不思議な広がりを感じる。どんな物語が収録されているのか?

ドキュメント「female」Chapter 01で書かれていたように、松井五郎さんと森川さんは、さほど遠くない距離にいた。すでに3,000曲を世に送り出していることを考えると、なぜ森川美穂の歌がそこにないのか?不思議なくらいだ。

30年もの間、すれ違った二人は、いきなりここにきて11作品を発表することになった。Recordingという作業は、かなり精神的な作業だ。歌手もアスリートも、どんなに身体を鍛えていても、最後は精神的な部分がモノをいう。思っていてもそうならないことは、歌にもある。ただ、どんなに、たとえ何回歌ったとしても、使うのは1テイクだ。言ってしまえば、4分あれば1曲の歌は録音できるのである。そこには物質的方程式だけでは説明がつかないエネルギーが必ず存在する。この二人の出会いによって、その不思議な部分が歌の変化へと繋がっていった。そんな不思議なエネルギーに満たされた一枚がこの作品集「female」だ。おそらく、二人の出会いが今になった理由は、この作品を生み出すためではなかったのか。そのための30年だったように思えてならない。

それはいいとして、私の部屋は、ポストカードとフライヤーで埋まっていく。早く発送しないといけない。
福岡、広島、そして10/1〜からはwebで予約スタートします。皆さんからのご予約、よろしくお願いいたします。

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