Live Report 9/30広島編 その2

この日は、前にも書いたように、まずは広島に到着することが一番大切な仕事でした。そのために、朝8:47分のさくらにのり、9:53には広島に到着。さて、ライブ会場があくのは、13:30。とにかく、3時間半かけてコーヒーを飲もう。この3時間は、ずっと、音楽についての話し合いの場となった。グルーヴとはなにか?それはどのように感じ、歌では何に影響をしていくのか?など、ずーっと、ずーっと、音楽談義。わらったり、感心したり、でも、こういう会話から、プレイヤー同士、あぁ、この人はこう感じていたのか、、、ということを知り、また、これがプレイにフィードバックされてゆく。

午前中は雨もなく、風もさほどない。会場にはいりRHをはじめた頃には、風雨がつよく、見晴らしいのいいこのLiveJukeの外は、真っ白の世界で、景色は残念ながら見えなかった。お客様は、20名ほどキャンセルが出ましたが、それは致し方ない。まずは安全第一。もしも来れたとしても、帰りの交通手段はない。

そんな中、はじまった広島スペシャルライブ。野﨑さんのファンキーなリフでスタートしたのは、小林信吾さんの作曲作品「フィンガー」から。人間とは不思議な生き物で、この日のように、なんらかのトラブルや、厳しい環境は、心を燃え上がらせることがある。3時間半の打ち合わせのあとに、リハーサル、そして本番という流れは、とてもいいライブを作り上げた。

この本番のライブのすごかったところは、パフォーマンスだけではなく、窓の外の演出もすばらしかった。最初は、まっしろの窓の外。本当は、森川さんのバックは、広島湾、そしてその向こうには、宮島。が、まっしろで、何も見えない。ところが夕焼けのころ、そらは、黄金色に輝き出し、宮島が浮かび上がってきた。最後のLife is Beautifulの歌のときは、まさに「人生って美しい」という言葉を景色に映し出したような景色が、その歌のバックに広がっていきました。最高の舞台演出でした。森川って、なんか、こういうところを持っているのかなと感じた瞬間でした。

いらしてくださった方、ありがとうございました。
そして、台風でこれなかった方、森川のライブスケジュールを気にしておいてください!必ずまたここLive Jukeで森川のライブをやります。

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